有吉 佐和子「紀ノ川 (新潮文庫 (あ-5-1)」 ★★★★☆

有吉 佐和子「紀ノ川 (新潮文庫 (あ-5-1)」)

きっかけ=Amazonで購入。

長年読んだような気になっていた本書をじっくり読む。
明治、大正、昭和を、「家」を軸として、紀ノ川のように美しく重く生きた女性の一生を描く。

私の出身は「紀ノ川市」であり、出てくる地名はすべてわかる。
訛りはもう今では面影がないが、語尾に「やして」や「よ」がつくところなど懐かしい。
山は里より高貴であったことも面白い。今となっては山は山でしかない。

時代や身分における女の役割を全うしながら生き抜く姿は、慎ましく柔らかくも骨太でおもしろい。
天璋院篤姫、「一弦の琴」の苗、「紀ノ川」の花。すべてに通じるものがある。

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