内田 樹「こんな日本でよかったね―構造主義的日本論 (文春文庫)」 ★★☆☆☆

内田 樹「こんな日本でよかったね―構造主義的日本論 (文春文庫)」

きっかけ=piyoに借りて

今回お借りした内田本もこれが最後の一冊。
こちらもブログ転載系で2006年~2007年のもの。

小泉内閣の長期政権から安倍→福田→麻生と続く中、「何もかもぶっこわして再構築せよ」というスローガンにもろ手を挙げて追随し「弱者による弱者バッシング」で思う存分ストレス発散させたあと、「格差社会」と言い始めた日本人に対して、「何も全部ぶっこわさなくても、使えるところは使って、修正すべきところは修正した方がよかったんでは?」「日本が平和だからこうなってるんだけど、何か問題でも?」という内田節をきかせる。

最近のブログでも「『待ったなし』を待っていただけませんか」というタイトルがあったけど、そういうスローガンに惑わされず頭を使って考えてよ、というメッセージである。

また、年金問題にせよ高校必修授業未履修問題にせよ、犯人探しをするのではなく、段階として①そもそも無理②やり始めた人③それに無責任に続いた段階 に分けるとすれば、②から③に移った段階が最も悪質だという指摘はそのとおりだと思う。

win=winならずルーズ=ルーズ・ソリューションというのも面白かった。

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