塩野 七生「マキアヴェッリ語録 (新潮文庫)」 ★★★☆☆

塩野 七生「マキアヴェッリ語録 (新潮文庫)」

きっかけ=以前うっかりマキアヴェッリの超訳本を読んでしまい、原典が気になっていたため、塩野さん厳選の語録を読んでみる。

まえがきに塩野氏がなぜ本書を上程したかを記したあとは、すべてマキアヴェッリのことばそのままを並べたのみ。
この選出と並び、太字の付け方が「塩野流」ということなのだろう。原典好きな私にはぴったり。

こうやって読むとまさに塩野氏の人物評価はマキアヴェッリ的だ。
政治とは何か、戦略(政略)とは何か、ということがこの本を読めばわかる。

それが国家存続のために必要な手段(たとえ裏切りであろうとも)であれば、眉ひとつ動かさずに実行できる人。
「君主にとっての最大の悪徳は、憎しみを買うことと軽蔑されること」「憎しみは、国民のもちものに手を出したときに生ずる。軽蔑は、君主の気が変わりやすく、軽薄で、女性的で、小心者で、決断力に欠ける場合に、国民の心中に芽生えてくる」

広告
  1. トラックバックはまだありません。

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

Google+ フォト

Google+ アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト / 変更 )

%s と連携中

%d人のブロガーが「いいね」をつけました。